対策は早め早めに

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決算間際になると法人税の節税方法が限られてしまいます

法人税の節税には様々な手法が使われますが、多くの企業が決算間際になって想定以上の利益が上がることを把握して慌てます。例えば、3月31日が決算日の企業が、3月下旬になって慌てても、法人税の節税のために選択できる手法が限られてしまいます。 そのため、法人税の節税は早い段階から計画的に取り組むことが重要であると言えます。3月31日が決算日の企業であれば、1月くらいから決算の見通しを立てて、顧問税理士とも相談しながら対策を進めることで、法人税の節税方法の選択肢は多くなります。 償却資産の購入の場合には見積を取って時間をかけて検討する必要がありますし、生命保険の加入の場合には医師の検診を受ける必要がありますので、早期に着手することが重要です。

できるだけキャッシュアウトの少ない方法を優先して選択します

法人税の節税で重要なことは、できるだけキャッシュアウトの少ない方法を優先することです。売掛金や受取手形の中に回収不能なものがあれば無税で償却することを検討します。また、在庫の中に販売不能な不良在庫があれば廃棄による損失を計上することを検討します。これらは、キャッシュアウトがありませんので、有効な節税手法になります。 次に検討するのが、キャッシュアウトを伴うもので、購入した期に大きな償却が可能な固定資産の購入です。キャッシュアウトはありますが、事業用の固定資産であれば事業にとってプラスになります。 また、経営者を被保険者にした生命保険で、解約時の戻りの大きいものも法人税の節税に有効で、キャッシュアウトはありますが、数年後には高い比率で戻ってきます。